2011年以降普及の途に就いた再生可能エネルギーは、2023年における我が国の発電量に占める割合(大型水力除く)で20%を占めるに至っています。エネルギーミックスやパリ協定の目標達成を視野に入れると、さらなる導入が望まれ、また予想されています。脱炭素社会を進めるため、エネルギーシステムは新たなステージに入りつつあります。本紙はこのメガトレンドを念頭に、再エネ各電源、エネルギーマネジメント、水素、蓄電、熱など “新エネルギー”全般の情報を幅広くフォロー。地球環境・産業振興の面でも持続可能な社会を築き上げるために、エネルギーシステムの「安定供給」・「経済効率性向上」・「環境適合」+「安全性」という3E+Sが求められます。新しい概念のエネルギーシステムを構築するため、新エネルギーの普及促進をサポートすると共にエネルギー関連産業・行政・研究の全体を応援します。